小中学校の運動会を見に行きました。運動会は、常に集団行動をしなければならない行事なので、私の生徒達にとっては苦手な行事。しんどい思いをしていないかな〜？とドキドキしながら、見学に行きました。今年小学一年生の男児（広汎性発達障害の症状をもつ）は、少し聴覚過敏があるため、ピストルの音にどんな反応を示すのか心配でしたが、ニコニコしながらスタートし、苦手な平均台にも根性を見せ、最後まで障害物競争を走りきることができました。不登校気味だった中学３年生の男児は、少し恥ずかしそうに、よさこいを踊っていました。人間関係で悩んでいた小学６年女子は、いつものグループの子以外の子達とも楽しく交流できるようになっていました。ADHDと広汎性の症状を持っている小学男児は、自分なりの楽しみ方を見つけ、テントの中で過ごすことができていました。などなど、私の想像以上に、生徒たちは楽しく逞しく、運動会に”参加”することができ、怪我もなく、楽しい思い出を作れたようです。（＾＾）同時に、今後、どんなことができれば、もっと楽しく過ごせるのかも、少し見えてきました。実りの大きい、運動会見学でした
（写真：年長の男児の作品。ADHDを主訴としてもっている男児で、見本をじっくり見て字を形作ることが難しいため、粘土文字を作成。とっても上手にできていたので、アップしました。可能性にゾクゾクします。）